[記事公開日]2017/10/18

【石油系界面活性剤配合の化粧品】毛穴悩みを加速させる原因

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毛穴のようなみかん

 

化粧品を選ぶ時、界面活性剤不使用という表記に安心する人は多いと思います。
個人的にも、合成界面活性剤はできるだけお客様の肌に使いたくない成分です。

 


それは、界面活性剤が肌に及ぼす良い影響と悪い影響を比べた時、悪い影響の方が上回ってしまうからなんです。

具体的に、良い影響と悪い影響を挙げてみましょう。

 

 

 

石油系界面活性剤はなぜ化粧品に配合されているの?

スキンケアクリーム

 

 

界面活性剤は本当に多くの化粧品に配合されています。
乳液やクリームには必ず入っています。

 


今や界面活性剤フリーという売り文句があるほど嫌われてしまっている界面活性剤は、どんな目的で化粧品に配合されているんでしょうか。

 


それには3つの意味があります。
ひとつは、防腐剤・抗菌剤としての目的。
もうひとつは洗浄剤としての目的。
そして最後のひとつは乳化剤としての目的です。

 

 

 

合成界面活性剤が化粧品に配合される理由1.防腐剤として配合

防腐剤

 

 

合成界面活性剤には強い抗菌力があります。
以前は抗菌剤や防腐剤と言えばパラベンがよく使われていましたが、パラベンの評判が下がり、合成界面活性剤やアルコールが配合されるようになりました。

 


いずれも生物である菌の繁殖を抑える能力を持つ成分なので、肌に何の影響も及ぼさないわけではありません。

 


パラベンは、ごくまれにアレルギーを起こすことがあるということがわかっている成分です。
1970年代に報告された、パラベンがアレルギーを起こすという可能性はごくわずかです。

 


それから50年近く経ってパラベンを化粧品に配合する技術も格段に上がっているにもかかわらず、現在でもその評価は変わっていません。

 


それは、パラベンが1980年から2001年まで、肌に危険を及ぼす可能性がある成分として、配合している化粧品にはその旨を義務付ける必要があったからです。
2001年の法改正によって、化粧品の全成分表示が義務付けられて以降は、「見えにくくなった危険成分」として嫌われることになりました。

 


ただ、防腐剤を使わない化粧品は生の食品と同様に、数日で使えなくなってしまいます。
そのため、パラベンの代わりとなる防腐剤として、合成界面活性剤が配合されているんです。

 

 

 

合成界面活性剤が化粧品に配合される理由2.洗浄剤として配合

アルカリ剤

 

 

化粧品に合成界面活性剤が配合されている理由で一番多いのはこれではないかと思います。

 


合成・天然、力の強弱に関わらず、界面活性剤には乳化と分散という能力があります。
乳化は水と油を引き合わせる作用、分散は乳化した油分を水分中で孤立させる作用と言うとわかりやすいと思います。

 


つまり、メイクをした肌に界面活性剤を乗せると、メイク汚れ(油分)は乳化作用によって水の方に引っ張られ、いったん水の中に溶けると、分散作用によって肌に戻ることができなくなります。

 


そう、この時界面活性剤が配合されている化粧品は、クレンジングです。
ごく弱い界面活性力(乳化と分散)を持つ天然の洗浄剤がせっけんです。
あまり知られていませんが、パーム油100%のせっけんも、界面活性剤なんですよ。

 

 

 

合成界面活性剤が化粧品に配合される理由3.乳化剤として配合

乳液

 

 

前項でもお話しましたが、界面活性剤には乳化作用があります。
水と油を混ぜる作用です。

 


基礎化粧品は、大きく分けると
・水性成分を元とする化粧品
・油性成分を元とする化粧品
・その両方が混じり合った化粧品
の3つに分かれます。

 


水性成分を元とする化粧品は、化粧水や美容液など、油性成分を元とする化粧品はオイルやバームなどです。

 


その両方が混じり合った化粧品というのは、見た目に白っぽいことが多いです。
乳液やクリームがそうですね。

 


水と油は本来混じらないので、乳液やクリームには必ず界面活性剤が配合されています。

 

 

 

合成界面活性剤を配合した化粧品が肌に引き起こすこと

鏡でニキビを確認する女性

 

 

界面活性剤と聞くと、それだけで身構えてしまいがちですが、実は界面活性剤の中には食べても問題のないレベルの成分も存在します。
先ほど「天然油脂100%のせっけんも界面活性剤」とお話ししたように、界面活性剤はすべてが合成で作られた成分ではなく、天然にも存在するものなんです。

 


油分と水分が混じった状態で自然界に存在するものには、必ず界面活性剤が働いています。
牛乳や豆乳なども、界面活性剤の働きで脂肪分と水分が混在することができています。

 


これら天然に存在する界面活性剤の力は弱く、外側から別の力が少し加わるだけで水と油は分離してしまいます。
もちろん、殺菌力はほとんど持ち合わせておらず、牛乳などは数時間室温に放置しただけでもすぐに菌が繁殖してしまいます。

 


石油系界面活性剤やアルコール系の界面活性剤・・・つまり合成界面活性剤は、天然界面活性剤と比較して高い殺菌力と界面活性力を持っています。

 


この便利で強い能力こそが、肌にとって想定外のトラブルを引き起こすことになるんです。

 

 

 

合成界面活性剤が殺菌するもの

白血球

 

 

化粧品に配合される合成界面活性剤は、強い殺菌力を持って、化粧品の消費期限と品質を長く保ってくれます。

 


ところが、界面活性剤が殺菌するのは悪い菌だけにとどまらず、肌に住んでいる常在菌をも殺菌してしまいます。
肌の常在菌は、角質層のさらに表面に住んで、毛穴内や毛穴から出てくる皮脂をエサとしています。

 


肌は元々、この常在菌と共生することを前提に皮脂を分泌しているため、常在菌がいなくなるという想定外の事態が起こることによって、皮脂は分泌過剰という状態になってしまいます。

 

 

 

皮膚常在菌がいなくなることの影響

いちご

 


抗生物質をやめるという記事にも書いたことですが、一度常在菌が死滅した肌の上では皮脂の過剰が起こり、その皮脂が酸化して硬くなると、毛穴の詰まりを起こします。

 


この状態が毛穴の黒ずみですが、これを放置するとニキビになることを経験上ご存知の人は多いでしょう。

 


黒く酸化した皮脂が詰まった毛穴はどんどん盛り上がり、その内痛みが出て炎症を引き起こします。
この時、毛穴の中で起こっているのは、アクネ菌の爆発的な増殖なんです。

 

 

 

合成界面活性剤が角質層に与える影響

粘土

 

 

強力な界面活性剤が引き起こす影響は、皮脂だけにとどまりません。
界面活性剤には、水と油を混ぜ合わせて、それが再び分離してしまわないようにとどめておく能力がありますが、この能力は角質層を破壊してしまうんです。

 


角質層は、肌の一番上の層で、垢となって剥がれ落ちる一歩手前の部分です。
この角質層は細胞間脂質という油分と、天然保湿因子(NMF)という水分、それに表皮細胞の抜け殻である角質が規則正しく並ぶ(ラメラ構造と言います)ことによって構成されています。

 


合成界面活性剤によってこのラメラ構造が混ぜ合わされ、洗い流されてしまうと、メイクや髪の毛、ホコリなどが直接表皮への刺激となって、ダメージを受けてしまいます。

 


肌が炎症を起こすと、細胞間脂質やNMFを作る酵素の働きが鈍くなり、どんどん刺激を受けやすい肌になる悪いサイクルに突入することになってしまうんですよ。

 

 

 

最近では合成界面活性剤を配合しない化粧品も

自然派せっけん

 

 

クレンジングのし過ぎで角質層がなくなるビニール肌を引き起こしたり、ニキビを悪化させたりという悪評もあり、合成界面活性剤を無添加にする化粧品は増えています。

 


パラベンを含まず、合成界面活性剤も含まない化粧品の多くはアミノ酸系界面活性剤やハチミツなどの天然防腐剤を重ねて使うことによって殺菌しています。
もちろん、合成界面活性剤のように何年物保存はできませんが、1年で使い切るなら大抵は問題ありません。

 


毛穴やニキビが気になると、よく落ちるクレンジングに走りがちですが、実は逆に皮脂を増やしているということもあり得るんですよ。

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